前回の記事で「Word」や「Excel」が含まれる「マイクロソフト オフィス」のお話で、
今回は、毎月料金が発生する「サブスク」タイプのお話しです。
一般法人向けの「サブスク」タイプは、4種類あります。(2022年2月時点)
その中でも、個人や、小さなお店さんで必要十分なのが
・Microsoft 365 Business Basic 月540円
・Microsoft 365 Apps for business 月900円
の、2種です。

この2つ、「Word」「Excel」「PowerPoint」「Outlook」など、よく使うソフトは含まれているように見えますが、ちょっと注意が必要です。
月540円の「Microsoft 365 Business Basic」には、実は「Word」「Excel」「PowerPoint」「Outlook」が含まれていないんです。
「あれ?さっき含まれているって言っていたでしょ?」
という声が聞こえてきますね。
実は、「Word」「Excel」「PowerPoint」「Outlook」には、「web版の無料版」が存在します。
ですので、月540円の「Microsoft 365 Business Basic」は、
・Word,Excel,PowerPoint,Outlook,OneDrive は、web版の無料のものを使用
・Exchange,SherPoint,Teams は、価格に含まれるソフト
という構成です。
「web版」ということは、オンライン(インターネット回線がつながっている状態)じゃないと使えないということです。
インターネット回線が無い状態でword,Excelを使いたい場合は、月900円の「Microsoft 365 Apps for business」を選択する必要があります。
もうひとつ、
・Microsoft 365 Business Basic 月540円
・Microsoft 365 Apps for business 月900円
の違いは、含まれているソフトの違いです。
月540円の「Microsoft 365 Business Basic」には、
・メールと予定表を管理する「Exchange」
・ファイルやデータを共有してチームワークを効率化する「SherPoint」
・オンライン会議とビデオ会議、チャット、通話ができる「Teams」
が、含まれています。
月900円の「Microsoft 365 Apps for business」にはありません。
そして、毎月料金が発生する「サブスク」タイプの最大のメリットは、
・1ライセンスで同時に使える数が多い(5台のWindowsパソコンまたはMac + 5台のタブレット + 5台のスマートフォン 同時使用が15台まで可能)
・常に最新版が使える
という点です。
お仕事で使う人数、使うパソコンの数、使うソフトの種類で、どのプランとを使うのかを選ぶ必要がありますね。
次回は、「じゃ、私は、どの製品を選べばいいの?」のお話をしますね。
ありがとうございました。