今回は、オフィス365の選び方をご紹介いたしますね。
ここまで、
「永続ライセンス」(買い切りタイプ)
毎月料金が発生する「サブスク」タイプ
の、お話をいたしました。
それぞれの特徴が分かったところで、
「じゃ、私は何を買えば良いの?」(2022年2月時点)
というお話です。
ぽぷら製作所は、「小さなお店(中小企業)で、頑張っている方」を応援しております。
ですので、今回の基準は、「大企業のようにチームワークやテレワークをバンバンやらない」というところにしたいと思います。
選択肢は2つ+1つです(笑
「3つ」じゃないんかいっ!と、ツッコんでください。
①家庭向け「Office Home & Business 2021」永年ライセンス 38,284円
1ユーザーのみ(同じユーザーで5台まで同時に使用可能) 無制限にインストールできて同時使用が5台まで
Word、Excel、PowerPoint、Outlook
②一般法人向け「Microsoft 365 Apps for business」サブスク 月900円
5台のWindowsパソコンまたはMac + 5台のタブレット + 5台のスマートフォン 同時使用が15台まで
Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneDrive、Access (Windows PC のみ)、Publisher (Windows PC のみ)
みなさんの判断基準は、「どのくらいの期間、何台のパソコンで同時に使うのか?」というところです。
①は、38,284円払ってしまえば、今後、料金は発生しません。
バージョンアップもされませんが、
②は、使い続ける限り、毎月900円ずつ代金を払わなければなりません。
仮に、毎月900円払った場合、「①」の38,284円に到達するには、42.5カ月(3.5年)かかります。
なので、「バージョンアップしなくてもいいよ」という方で「3.5年以上使う」方は、「①」がおススメです。
しかも、同時使用が5人までなので、これで十分間に合う方は「①」です。
逆に「パソコンやタブレットをフル活用して6人以上で使う」「これから長く使うんだから常に最新版をつかいたい」という方は
「②」がおススメです。
4、5年くらい使うと、ワードやエクセルがバージョンアップします。
取引先などから、新しいバージョンのデータが送られてきたときに
「うちのパソコンでは開けない!!」
という事が起こってもおかしくはありません(実際に過去にあった話です)
そうなったとしても、「①」を選択した方は、その時代の「①」を購入すればいいだけですから、支障は少なくて済みます。
そのサイクルが「3.5年以下」だったら、ちょっと損した気分になりますけどね。
ここで、もう一つの考えが登場します。
前回の記事で「Microsoft 365 Business Basic (月540円)」のお話をしたときに、
「Word」「Excel」「PowerPoint」「Outlook」には、「web版の無料版」が存在します。
と書きました。
「Web版」なので、インターネット回線が必須なのですが、
「常にインターネット回線がある」
「仮にインターネットが、なにかのトラブルで使えない時は、オフィスが使えなくてもいい」
という方は、「無料のweb版」で十分な訳です。
いかがですか?
あなたが選ぶべき「マイクロソフト オフィス製品」がわかりましたでしょうか?
「これ読んだけど選べない」
「ここに無い情報も聞きたい」
それでは、ありがとうございました。